本学部(経営情報学部)は、経営学を柱にする県内唯一の学部であります。このことから、徳島県中小企業家同友会様にご協力頂いて県内企業を見学させることで「働くということ」、そして「自身の将来を見つめる機会」を一年生前期の時点から提供しております。(県内企業見学施策概要につきましては、今月9日のブログ記事「県内企業見学」をご参照ください。) 7月30日(月)から8月3日(金)までの間に11社を訪問させて頂くことになりました。
初日である7月30日(月)午後、戸川准教授(メディア情報学科)、下畑(経営情報学科)と学生スタッフ3名に引率された、本学部二学科の一年生計19名のグループは、株式会社ネオビエント様のご厚意により、同社の一事業である指定管理運営業務を勉強する機会を頂き、管理施設の一つ、あすたむらんど徳島を訪問致しました。
同社社長の藍原理津子氏に指定管理運営事業を詳細にご説明頂くとともに、同社の他事業や同社のあり方(理念・雇用への想い)などをお話して頂きました。このことにより、本学学生が一事業から同社を捉えることに終わらず、複数の事業から、さらには社会とのつながりからも同社を把握することができたのではないでしょうか。
藍原氏のご説明の後、質疑応答の時間を取らせて頂きました。質問をする学生が複数いたことで、学生の同社への関心のみならず自身の将来をどう考えているのか、あるいは踏み出そうとしているのかを若干ながらも垣間見ることができたように思います。
また、質疑応答後に藍原氏が「社長のあり方」をお話されました。様々なお考えを持った社長がいらっしゃり、自身(社長)と社員をどのように位置づけて意思決定を行なっているのか、という点も経営学を学ぶ諸君には学んで貰う機会を得たかと。
今迄もそうであったように、今後も授業や企業見学を通じて多くのことを学んでいくことができるように本学部の教員は頑張り続けます。
最後に、株式会社ネオビエント様、徳島県中小企業家同友会様に御礼申し上げたく存じます。ありがとうございました。
下畑浩二 (経営学研究室)