2011年5月28日土曜日

限界集落の再生

限界集落という言葉を耳にしたことがありますか?

住んでいる人の半数以上が65歳以上の高齢者という集落のことです。限界集落では、高齢者が多く、若者が少なく、集落機能が低下して活気がありません。徳島県内でもこうした集落が増加傾向にあります。このまま放っておいたら、ますます状況が悪くなるので、早く手を打つ必要があります。

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私も研究者として何か考えようと思い、徳島大学の先生方を中心とした調査チームに参加して、1年間調査研究を行ってきました。美波町からの委託でしたので、対象となったのは美波町の志和岐地区(旧由岐町)です。風光明媚な漁村でした。

私も、調査報告書の中で、地域公共交通の存続について分担執筆いたしました。調査を通じて志和岐地区にも詳しくなったのですが、海山に囲まれ自然が豊富なのはいうまでもありませんが、ネット環境と地デジ環境もそろっていて、金銭的にも豊かな地域という印象です。お店がない以外は何ら問題のない場所です。


最後に、報告書が美波町志和岐地区のみなさんのお役にたてれば、研究者冥利に尽きます。

(永井)

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←徳島新聞の紹介記事(2011.4.3)






2011年5月25日水曜日

社長塾 第5講

社長塾第5講は、四宮蒲鉾店 代表取締役 的石勝美氏をお迎えして5月24日に開催されました。



 『「200年続く企業を目指して」受け継がす側の勝手な言い分』というテーマから、人生経験と企業経営についてお話して頂きました。特に講演者には人生経験を多く語って頂いたためか、学生の皆さんの受講姿勢を見るに、関心が強いように感じられました。





受講生の一人、越野久美子さん(経営情報学科 3年)に今回の講義の感想を聞きました。


今回話をしていただいた四宮蒲鉾店の的石さんは、ちゃめっけいっぱいの社長さんでした。 昔のやんちゃ時代の話から、それが現在どのような形になっているのかまで順をおって楽しく話していただきました。買い物に来た人は的石さんのファンになって帰っていく、と言っていましたがその気持ちがよくわかりました。
 普通、業者に買ってください、と頼むところ、四宮蒲鉾店の場合立場が逆で売ってあげようかになるそうで、四宮蒲鉾店というブランドがしっかりと確立しているのだなと思いました。的石さんが実践している売らない我慢、売上を減らして黒字経営にするなど、新しい考え方も教えていただきました。
 講義として話を聞くばかりでしたが、90分の間に私も的石さんのファンになってしまいました。


 越野さんのように、他の受講生の皆さんも講義から多くのことが学べるよう願っています。


 四国大学『社長塾』事務局 下畑浩二、西口真也

2011年5月24日火曜日

全学球技大会

 5月19日、全学球技大会が開催され、8競技12種目(バスケットボール、卓球、ソフトテニス、硬式テニスの4競技は男女別。)で熱戦が繰り広げられました。
 
 経営情報学科の学生も複数の競技種目にエントリーし、団体競技については主として学年別チームで参加、ペアで参加する種目については学年別に有志でチームを組んで参加しました。

 その結果、以下の種目で優勝しました。

     ドッジボール: 経営情報学科1年
     ソフトボール:経営情報学科3年
    ソフトバレーボール:経営情報学科2年
    サッカー:経営情報学科 2年
    男子硬式テニス:経営情報学科3年(武田・井元)
 

 おめでとう! 他の学内行事でも活躍してくれることを願っています。


  下畑浩二 (経営学研究室)

2011年5月18日水曜日

社長塾 第4講




 社長塾第4講(5月14日)では、㈱TEC予備校 代表取締役 古田茂樹氏を講師に招き、「大学生に経営指針を贈る」というテーマから講義して頂きました。









事前学習として手引きを利用しながら各自「経営指針書」を作成するとともに、講義後のグループディスカッションでは自分の経営指針をグループメンバーに見てもらい、さらには本講義回から一週間後に同指針書を再度提出することになりました。下記の学生のコメントにあるように、これらの機会を通じて学生の皆さんは自分を見つめなおす契機となったようです。

 

 受講生の一人、佐野孝行さん(経営情報学科 3年)に、同講義回の感想を聞きました。

 「自己分析の大切さ」
 今回の講義は、大学生経営指針についてでした。グループ長に選ばれましたが、自分自身は漠然とした考えしかまとまりませんでした。さらに、グループをまとめることにも大変でした。ですが、講義を通して自己分析をしたところ、今自分が何をしなければいけないのか、どういった資格が必要なのかということが分かりました。このようなことを明らかにして、就職活動に取り組むのが重要なのだと気付くことができ、就職活動に意欲がでてきました。企業を立ち上げてきた経営者の方々から講義をしていただけるチャンスは今までなかったので、この機会を大切にして、将来のために自分をどんどん成長させていきたく存じます。


 佐野さんを含めた受講生の皆さんには、自分がどのような人物であり、そしてどうありたいのか明らかにし、それに向かって成長していくには何をすべきか考え、行動に移すことを案じて止みません。


 四国大学『社長塾』事務局 下畑浩二、西口真也

2011年5月11日水曜日

社長塾 第3講

 社長塾第3講(5月10日 火曜日)は、㈱高橋ふとん店 代表取締役 高橋武良氏をお迎えし、「ITを活かした経営・社員教育」をテーマとして講義をして頂きました。 




  社員の幸せとは何か、不景気こそ社員採用、という高橋氏の話に受講生は聞き入っていました。講義中には学生が高橋氏の話に真剣に聞き入るとともに、グルー プディスカッション「どうやって自分へ投資するのか」にもいつも以上の熱意が教員の立場からは感じられました。 受講生の皆さんは各自、意識的に自分を成長させるために何が必要で、何を学ぶべきかを真剣に考える機会を得ることができたかと思います。




 第4講については、次の投稿をご覧ください。


 四国大学『社長塾』事務局 下畑浩二、西口真也