2011年4月27日水曜日

『社長塾』 (徳島県中小企業家同友会提供講座) 始まる

 本学経営情報学部経営情報学科では、徳島県中小企業家同友会様ご提供による「社長塾」講座を前期に15 講開講しております。
毎講義回、徳島県下を中心に事業展開されている経営者をお迎えして全体テーマ「何のために働くのか? 何のために学ぶのか?」に沿った講演をご提供頂くとともに、受講生には同講義の聴講に加えて特定のテーマに対するグループディスカッションを行います。このことを通じ、学生が働く意義を見いだすことができるよう機会を提供しております。

第一講(419)は、山城真一氏が徳島県中小企業家同友会代表理事のお立場から「総論・同友会が考える大学との連携」を、そして第二講(426)は株式会社サンフォード代表取締役としてのお立場から「グローカル企業」を講演して頂きました。
今回は第一講の内容を取り上げます。
 
 事前学習において、学生であっても社会の一員であることを認識し、発言・行動するに充分な姿勢で臨むよう指導致しました。その一方で、着なれぬスーツに身を通し、緊張せずに自身の意見をはっきりと述べることができる日はいつ頃になるのであろうか、と気を揉んでおり
ました。
 しかしながら、そのような教員の心配を余所に、第一講では清潔感漂う服装・髪型、そして同講座に出席するとともに、背筋を張った姿勢で山城代表理事の話を聴講していました。 また、グループディスカッションについては、積極的にグループの意見をまとめようという意識が各履修者に見受けられました



若干、人前で意見を言うのが恥ずかしい部分があるのでしょうか、グループディスカッション後にグループ毎にまとめた意見を、小さな声で照れくさくも発言する学生がおりました。
頑張ってほしいと思うとともに、彼らが胸を張って逞しく自分たちの意見を述べることができるように成長していく機会を本講座が提供しているのだ、と再認識した次第です。
 また、同回では、県下で元気に活動している企業のトップに身近で対面する初めての機会であるとともに徳島新聞社の取材もあり、学生にとっては2つの大きな経験をした講義回であったかと思います。なお、同講義回取材を通じた「社長塾」開催の記事が徳島新聞4207面の中ほどに掲載されております。
  第二講の様子については、次回報告致します。

 (写真提供:徳島県中小企業家同友会)

 
 四国大学『社長塾』事務局:下畑浩二、西口真也