2012年9月6日木曜日

高校生の皆さんは,授業がはじまりましたね。
大学生の皆さんは,まだ夏休みですが,就職活動,夏休みの課題,アルバイト等頑張っていることと思います。

高校生,大学生問わず,人生には様々な課題が次から次へとやってきます。
高校生,大学生の皆さんにとって,大きな課題は進路を決めることなのかもしれませんね。
大学に進学するのか,就職するのか,どこに就職するのか・・・。
課題が大きい程,乗り越えられないかもしれないと感じてしまうこともあるかもしれません。
そんな時,次に紹介する工藤選手の言葉は大きなヒントになるかもしれません。
今日は,ある情報媒体紙に掲載されていた記事を紹介したいと思います。

けがをした時,「どうしてこうなった?」と過去を悔む選手は伸びない。「どうすれば良くなるか?」と将来を考えて学び,実践できる選手だけが伸びていく―プロ野球で最年長選手だった工藤公康選手はそう語っている。

けがが原因でつぶれていく選手は,けがそのものではなく,復帰後のトレーニング不足によって満足なプレーができなくなるというパターンが多いという。けがが治った後も,「またけがをするんじゃないか」という恐怖心から全力で練習できなくなり,身体が衰えるのだ(『40歳の教科書』講談社)。

けがと無縁のスポーツ選手など,まずいないだろう。同じように,人生に挫折や失敗もつきもの。頭では分かっていても,実際そういう事態に陥ると,苦しさに負けてしまいそうになる。その時に,それまでのやり方を見直し,「未来」に目を向けて,"自分を変えるチャンス"にすることができるかどうかが大切なんだと思います。

様々な課題に向けて,お互い挑戦していきましょう。たとえ,自分が望む結果がすぐに出なかったとしても,どうすれば「次」は良くなるか?を考え,行動する中で,道はきっと開いていくと信じて。